
今回は初めてバカラについて勉強していこうと思います。
バカラは1746年フランス東部のロレーヌ地方のバカラ村でスタートしました。
私は博識ではございませんので、フランスにバカラ村が存在し、その村の名前が使用されている事にこの度初めて知り得ました。
今でこそ素晴らしい工芸品と言っても過言ではない装飾性豊かなバカラですが、初めのころはクリスタルではなく、窓ガラス・鏡・瓶などが生産の中心だったそうです。
クリスタルを生産し始めたの、1800年代に入ってからでした。
その理由として1760年代フランスは数度の戦争の為、経済的に疲弊していたんですね。
その復興として持ち上がった話が、上記のガラス製品だったと言う事なんです。
時代は進んで1825年にバカラを代表する作品、アルクークが誕生しました。この作品はヨーロッパ貴族のアルクーク侯爵家の為に作られました。
190年の歴史・バックグラウンドがこのアルクークにはあるんですね。
感心するばかりです。